危険（ヤバ）すぎる男（マフィア）達との48時間、再び

48時間の逃亡劇の終幕。

それは同時にアンフィスバエナの後継者を巡る争いの終わりも意味していた。

――はずだった。

スペイン、バルセロナ。旅行に訪れていた二人を何者かが襲う。

アンフィスバエナの正当な後継者を名乗る彼らは、

主人公の身柄を引き渡すよう主張する。

制限時間は48時間。もう一度、二人の逃亡劇が始まる。

そして二人のその手には、再び手錠がはめられていた。

「どこに逃げようとオレ達は必ずオマエ達を殺す、必ずだ」

能力：スパイ

武器：素手（格闘術）

年齢：17歳

身長：171cm

体重：56kg

血液型：B型

趣味：ボクシング

好きな食べもの：果物全般

嫌いなもの：平穏

※音が鳴ってないと

不安になる

アンフィスバエナで話題になっている６人の少年マフィア。

組織が実験的に作り上げた「機械（マッキナ）」の兄弟の兄。

「清掃屋（＝iena）」と呼ばれる役割を担う兄弟は、

アンフィスバエナの中でも異質な存在である。

死体処理や裏切り者の始末など、誰もが嫌がる仕事を一手に引き受けてきた。

そのためか、敵はおろか組織内にも忌み嫌う者が多い。

「機械（マッキナ）」の計画は失敗であり、出来損ないであるはずの彼は

本来処理される運命にあったが、ファーザーに居場所を与えられ、

組織にも秘密で主人公護衛の任務を受ける。

それが、彼が主人公へと偏執的な愛を抱く原因となった。