がんばる気持ちはどこから生まれてくるんだろう?

知识 NHK日语学习 第104期 2018-09-02 创建 播放:19948

介绍: 视频 见微博寸心无心
『オン・マイ・ウェイ!』。この番組は、いろいろな困難(こんなん)に立ち向かう挑戦者(ちょうせんしゃ)たちが、“オン・マイ・ウェイ”、人生の途中(とちゅう)で何を考え、どう行動したのかを追ったドキュメンタリー番組です。今回、みんなに考えてほしいテーマは、「がんばる気持ちはどこから生まれてくる...

介绍: 视频 见微博寸心无心
『オン・マイ・ウェイ!』。この番組は、いろいろな困難(こんなん)に立ち向かう挑戦者(ちょうせんしゃ)たちが、“オン・マイ・ウェイ”、人生の途中(とちゅう)で何を考え、どう行動したのかを追ったドキュメンタリー番組です。今回、みんなに考えてほしいテーマは、「がんばる気持ちはどこから生まれてくるんだろう?」。そんな問いにヒントをくれる、あるランナーのお話です。(ナビゲーター:miwaさん)
ジョギングクラブの仲間と練習にはげむ、今回の主人公、水田眞知子(みずた・まちこ)さん、77歳(さい)。フルマラソンの42.195kmを、ときには4時間足らずで軽々と完走します。64歳のとき気晴らしにと軽い気持ちでジョギングを始めた水田さん。めきめきと実力をつけ、いくつもの大会で表彰(ひょうしょう)されるまでになりました。その活躍(かつやく)は新聞や雑誌(ざっし)に取り上げられました。水田さんにとってそれは、大きな刺激(しげき)でした。「競技で走ってメダルをもらうとか、そういうことがそれまでわたしの生活にはなかったから、別世界に来たような感じで楽しかった」(水田さん)。
今回、水田さんは新たな挑戦(ちょうせん)を決意しました。それは、“100kmマラソン”です。参加者の半分近くが脱落(だつらく)することもある過酷(かこく)なレース。あえてそれにいどむことで、味わったことのない刺激(しげき)を得たいと考えています。「みんなつらそうなんだけど、100kmやった人って、そのあとがすごく充実(じゅうじつ)した感じなんですよ。だから100km走ってみるのは楽しいだろうなって」(水田さん)。目標は、100km完走。フルマラソンを走りなれている水田さんですが、その倍以上の距離(きょり)を走らなければなりません。一日50km以上も走りこむなど、練習を重ねます。
わたしは10km走るだけでもうへとへとなのに、100kmに挑戦(ちょうせん)なんて、水田さん、すごい! がんばるすがたが、生き生きしていて楽しそうです」(miwaさん)。そして、水田さんは100km挑戦の日をむかえます。
大会当日。舞台(ぶたい)は北海道のサロマ湖です。ランナーは、この湖のまわりを100km走ります。朝5時。小雨のふるなか、ランナーたちはいっせいにスタート! 約3600人の参加者のなかで、最高齢(さいこうれい)の水田さん。制限時間の13時間以内に100kmを走り、ゴールしなければなりません。スタートから5時間。水田さんは笑顔で、フルマラソンの距離(きょり)を通過しました。「サロマ湖もおだやかできれいじゃないですか。これがね、走る醍醐味(だいごみ)ですね。いろんなところへ行って、いろんなきれいな景色見て」(水田さん)。
スタートから7時間。雨が強まってきました。冷たい雨は、ランナーたちから体力をうばいます。水田さんも、じょじょにペースダウン。足取りが重くなり始めました。なんとか73km地点に到着(とうちゃく)。水田さんは、足の指の付け根に強いいたみを感じていました。それでも、休んで回復を待つわけにはいきません。実はこの大会、各所に関門が設けられていて、制限時間以内に通過できなければそこで失格となってしまうのです。水田さんが80kmの関門を通過したのは、制限時間のわずか4分前。このままのペースでは、次の関門で失格になってしまいます。「ここへきて急にね、弱気になった」(水田さん)。
水田さん、ペースを上げようとしますが、疲労(ひろう)と足のいたみから歩いてしまいます。もう無理かも…。あきらめそうになった、そのときでした。「眞知子さーん!」。前方から走ってきたランナーたちが大声でよびかけてきました。折り返し地点を通過してきたジョギングクラブの仲間でした。「すごい! だいじょうぶだいじょうぶ! 行けーっ、よっしゃあ!」。声におされるように走り始める水田さん。「みんなに応援(おうえん)してもらっているからがんばらなくっちゃね」。水田さんに再び笑顔がもどりました。
仲間の期待に応えたい。水田さんは坂道でも、いたむ足を動かし続けます。しかし…。「はいっ、終わりーっ!」。91.5km地点の関門を制限時間内に通過できませんでした。残り10km足らず。水田さんの挑戦(ちょうせん)は失敗に終わりました。
大会から3日後。水田さんはさっそく練習を再開していました。失敗のくやしさをばねに、挑戦(ちょうせん)を続けます。「91.5kmの関門で失格でしょ。だからやっぱりちょっとくやしい。来年リベンジしますね。来年は完走するのみ!」(水田さん)。
「わたしは、水田さんがあきらめそうになったときに、ジョギングクラブの仲間に会ってまた走り出したすがたに特に感動しました。いくつになっても挑戦(ちょうせん)し続けるすがたに、勇気をもらいますね」(miwaさん)。ここで、あらためて質問です。「がんばる気持ちはどこから生まれてくるんだろう?」。今回の水田さんのストーリーをヒントにして、あなたなりの答えをさがしてみてください。オン・マイ・ウェイ!

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