介绍： 1.
非常に強い台風21号は、日本の南の海上を北西へ進んでいて、４日の火曜日以降、本州付近にかなり接近するおそれがあります。最新の台風情報を確認し、進路にあたる地域では早めの備えを進めるよう心がけてください。

気象庁の観測によりますと非常に強い台風21号は、2日午前６時には日本の南の海上を１時間におよそ20キロの速さで...

介绍： 1.
非常に強い台風21号は、日本の南の海上を北西へ進んでいて、４日の火曜日以降、本州付近にかなり接近するおそれがあります。最新の台風情報を確認し、進路にあたる地域では早めの備えを進めるよう心がけてください。

気象庁の観測によりますと非常に強い台風21号は、2日午前６時には日本の南の海上を１時間におよそ20キロの速さで北西へ進んでいます。

中心の気圧は925ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は50メートル、最大瞬間風速は70メートルで中心から半径150キロ以内では風速25メートル以上の暴風が吹いています。

台風21号は、このあとも北寄りに進み、非常に強い勢力を維持したまま、３日には沖縄県の大東島地方に接近し、４日以降は、本州付近にかなり接近するおそれがあります。

台風の接近に伴い、３日にかけては沖縄地方を中心に、４日以降は西日本や東日本の太平洋側で急激に風が強まり、波が高くなると予想されています。

台風の湿った空気の影響で、４日以降は西日本と東日本の太平洋側で局地的に猛烈な雨が降るおそれがあります。

最新の台風情報を確認し、進路にあたる地域では、ハザードマップなどを参考に、自分が住んでいる場所でどのような災害の危険性があるかや、避難場所の位置を確認するなど早めの備えを進めるよう心がけてください。
2.
１日夜、静岡県東伊豆町で住宅１棟が焼けて、焼け跡からこの家に住む５歳の子どもを含むと見られる４人が遺体で見つかった火事で、警察は身元の確認を急ぐとともに、２日朝から消防と火事の原因を詳しく調べています。

１日午後11時すぎ、静岡県東伊豆町奈良本で、白鳥廣己さん（60）の木造平屋建ての住宅１棟が焼け、焼け跡から４人が遺体で見つかりました。

警察によりますと、白鳥さんは外に逃げてけがはなかったものの、一緒に住んでいた白鳥さんの53歳の妻と29歳の長男、28歳の次男、５歳の孫で長男の息子の、合わせて４人と連絡が取れないことから、警察は亡くなったのはこの４人と見て身元の確認を急いでいます。

また、警察によりますと、白鳥さんは「煙に気付いて着のみ着のまま出てきた」などと話しているということで、警察は２日朝から消防とともに火事の原因を詳しく調べています。

現場は東伊豆町の山あいにある住宅地です。
3.
過去10年間に虐待を受けて死亡した子どものうち２割は母親が10代で妊娠していたことが厚生労働省の調査でわかりました。公的機関の支援を受けず孤立していた母親が多く、支援にどう結び付けていくかが課題となっています。

厚生労働省によりますと、平成28年度までの10年間に、無理心中を除いて親などから虐待を受けて死亡した子ども535人のうち、２割近くの99人は母親が10代で妊娠していました。

このうち、生まれて24時間以内に死亡した子どもは25人に上りました。

母親が市町村や児童相談所など公的機関の支援を受けず孤立していたケースが多く、およそ４割が妊婦健診を受診していなかったということです。

妊娠中から孤立を防ぎ、支援にどう結び付けていくかが課題となっています。

厚生労働省は「市町村や児童相談所での相談窓口を充実させ利用を呼びかけることに加え、孤立している母親に支援を届けるための対策を検討したい」としています。
4.
アメリカのトランプ政権はＮＡＦＴＡ＝北米自由貿易協定の再交渉で、カナダとは目標にしていた８月中に合意に達することができませんでした。トランプ大統領は今後の交渉を見据えてツイッターに「公正な合意に達しないならばカナダはＮＡＦＴＡから出ていくことになる」と書き込み圧力を強めています。

ＮＡＦＴＡの再交渉をめぐってトランプ政権はメキシコに続いてカナダとの合意を目指して詰めの協議を行いましたが、目標にしていた８月中には合意できず、交渉を続けることになりました。

これについてトランプ大統領は１日ツイッターに「ＮＡＦＴＡにカナダをとどまらせる必要はない。公正な合意に達しないならば、カナダはＮＡＦＴＡから出ていくことになる」と書き込み、乳製品の市場開放などに応じるようカナダへの圧力を強めています。

ただアメリカ議会からはカナダがＮＡＦＴＡから離脱すれば経済への悪影響が大きいとしてトランプ政権の強硬な交渉姿勢に反対する意見が出ています。

これに対してもトランプ大統領はツイッターに「議会は交渉に干渉すべきではない。さもなければＮＡＦＴＡを終わらせる」と書き込み、議会の動きを強くけん制しています。

カナダとの協議は今月５日に再開する予定ですが、両国の隔たりは大きく難航が予想されます。
6.
全国の縄文時代の遺跡から発掘された人骨を国立科学博物館などが調べたところ、海のそばで暮らしていた縄文人は腕の骨が太い傾向があることがわかり、調査に当たった研究者は、漁や物資の輸送などで舟をこいでいたことが影響したと見ています。

人類が日本列島にどう渡ったのかを探っている国立科学博物館などのグループは、人骨の特徴からその手がかりを得ようと、北海道から沖縄まで全国の縄文時代の遺跡から発掘されたおよそ800体の人骨を調べました。

その結果、肩からひじにかけての上腕骨が、男女とも、内陸より、海のそばで暮らしていた人のほうが太い傾向があることがわかりました。

中でも愛知県田原市の縄文遺跡、保美貝塚で見つかった22体の男性の上腕骨は、ほかのすべての海沿いの地域の男性の平均を超え、太いものは1.3倍の太さがありました。

手や足の骨は使って鍛えることによって成長するため、研究グループは、舟をこぐ機会が多かったことが上腕骨の成長を促したと見ています。

この貝塚では、近畿地方で多く産出される石器の材料が大量に出土しているため、海での漁に加え、伊勢湾を渡る海上交易も骨が太くなった原因だと見ています。

分析を行った研究グループのリーダー、海部陽介さんは「骨にはその人の活動の履歴が刻まれ、地域ごとにその特徴が違っていて非常におもしろい。縄文人の多様な暮らしを物語る証拠だ」と話しています。