介绍： 1.
自民党は、観光分野の政策に使うため、通称を「観光促進税」とした新たな税を設け、日本を出国する際に、１人当たり１０００円徴収することで調整しており、今後税制調査会で、導入時期などの検討を進めることにしています。
観光分野の政策に充てる新たな税金を検討してきた観光庁の検討会は、先に外国人、日本人を問わず、飛行機...

介绍： 1.
自民党は、観光分野の政策に使うため、通称を「観光促進税」とした新たな税を設け、日本を出国する際に、１人当たり１０００円徴収することで調整しており、今後税制調査会で、導入時期などの検討を進めることにしています。
観光分野の政策に充てる新たな税金を検討してきた観光庁の検討会は、先に外国人、日本人を問わず、飛行機や船で日本を出国する際に、１人１０００円以内の税金をかけるべきだという提言をまとめました。

これを受け、自民党の観光立国調査会は、１６日会合を開き、観光振興に充てるとした目的を明確にするため新税の通称を「観光促進税」とし、日本を出国する際の徴収額を１人当たり１０００円とするなどとした決議をまとめたい考えです。

そして２０２０年の東京オリンピック・パラリンピックもにらみ、再来年・２０１９年１月にも導入するよう党の税制調査会に、検討を求めていく方針です。

自民党税制調査会は、来年度の税制改正論議で、「観光促進税」の具体的な導入時期などの検討を進めることにしています。
2.
大相撲の横綱・日馬富士が平幕の貴ノ岩に暴行しけがを負わせた問題で、鳥取県警察本部は傷害の疑いで捜査を始め、今後、日馬富士と貴ノ岩、双方から事情を聞くとともに、トラブルの原因や暴行の詳しい状況を明らかにするため、同席したほかの力士からも話を聞く方針です。

この問題は大相撲の横綱・日馬富士が巡業中の先月２５日、鳥取市内の飲食店で貴ノ岩を殴るなどして頭の骨を折るけがを負わせたもので鳥取県警察本部は貴ノ岩側からの被害届を受け、傷害の疑いで捜査を始めました。

複数の相撲関係者によりますと日馬富士と貴ノ岩はこの日、市内のちゃんこ料理店で、ほかの力士や貴ノ岩の高校時代の指導者などと食事をしていて、その際は和やかな雰囲気だったということです。

その後、別の飲食店で日馬富士が、先輩力士に対する貴ノ岩の日頃の言動について注意をしていたところ、貴ノ岩がスマートフォンの操作を続けたことに腹を立ててビール瓶などで繰り返し殴ったということです。

当時、店内には横綱の白鵬や鶴竜など複数の力士のほか鳥取県の相撲関係者が同席していたということです。

鳥取県警察本部は今後、日馬富士と貴ノ岩、双方から事情を聞くとともにトラブルの原因や暴行の詳しい状況を明らかにするため、同席したほかの力士からも話を聞く方針です。
3.
北海道から関東にかけての沖合に整備された合わせて２５の海底津波計のデータが、１６日から気象庁の津波情報の発表に使われます。いずれも日本海溝など大地震が想定されている場所の近くに設置され、これまでより早く津波を検知できるようになる見込みです。

観測データが新たに使われるのは、防災科学技術研究所が北海道から千葉県にかけての太平洋側の沖合に設置した合わせて２５の海底津波計で、１６日正午から気象庁の津波情報に導入されます。

最も遠いもので、沿岸からおよそ３１０キロ離れたところにあり、６年前に巨大地震が発生した「日本海溝」や、大正１２年に関東大震災が起きた「相模トラフ」など、いずれも過去に繰り返し大地震が発生し、今後も想定されている場所の近くにあるということです。

これで気象庁が情報発表に利用する沖合の海底津波計の数は合わせて２３４になり、最も早いところで沿岸に津波が到達するおよそ２５分前に検知できるようになる見込みだということです。

気象庁は「沿岸部で強い揺れを感じたらすぐに高台へ避難を開始するとともに、沖合で観測される津波のデータも参考に、安全な場所に早く避難してほしい」と話しています。
4.
ドイツで開かれている地球温暖化対策の国連の会議、「ＣＯＰ２３」で、１５日、閣僚級の会合が始まりました。フランスのマクロン大統領とドイツのメルケル首相が出席し、アメリカのトランプ政権が脱退を表明した２０２０年以降の温暖化対策の国際的な枠組み「パリ協定」の着実な実行に向けて、各国に協力を呼びかけました。

ドイツのボンで開かれている「ＣＯＰ２３」では、「パリ協定」のルール作りの交渉が続いています。

１５日、閣僚級の会合が始まり、フランスのマクロン大統領とドイツのメルケル首相などが出席しました。

このうちマクロン大統領は、アメリカのトランプ政権が脱退を表明した「パリ協定」について、「必ず実行に移すため全力を尽くす」と訴えました。
そのうえで、「ヨーロッパがアメリカの代わりを務めなければならない。フランスはその用意ができている」と述べ、アメリカが取りやめた国連のＩＰＣＣ＝「気候変動に関する政府間パネル」への資金、日本円にして２億円余りの拠出を代わりに行い、温暖化の研究を支援していく考えを明らかにしました。

またメルケル首相も「パリ協定が２年前に採択されたのは温暖化対策の始まりにすぎず、私たちの仕事の多くが残されている。温暖化による被害を見れば対策を進めることがいかに重要かがわかる」と述べるなど、２人の首脳は「パリ協定」の着実な実行に向けて各国に協力を呼びかけました。
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6.
中学１年生だった横田めぐみさんが北朝鮮に拉致されて４０年がたったことを受け、１５日夜、帰国した拉致被害者で、北朝鮮で一時めぐみさんと暮らしていた曽我ひとみさんが講演し、「両親と一緒にまた誕生日を祝ってほしい」と一刻も早い救出を訴えました。

昭和５３年に新潟県から北朝鮮に拉致され、平成１４年の日朝首脳会談の後、帰国を果たした曽我ひとみさんは、拉致被害者の横田めぐみさんと北朝鮮で一時一緒に暮らしていたことがわかっています。

めぐみさんの拉致から４０年がたったことを受け、１５日夜、新潟市で講演した曽我さんは「めぐみさんにとっては『また忌まわしい日が来た』と落胆する日だと思います。私も、１年また１年と心が死んでいくようでした」と語りました。

そして、めぐみさんと生活していた一時期を振り返り、「北朝鮮で私と別れる際、めぐみさんは赤いカバンをプレゼントしてくれ、優しさが心にしみました。めぐみさんには、お父さんお母さんとまた誕生日を祝ってほしい。きっと忘れられない日になると思います」と話し、一刻も早い救出を訴えました。

講演会には、めぐみさんの母親の早紀江さんがビデオメッセージを寄せ、娘との再会を願うとともに、早期解決に向けた世論の後押しを求めました。
7.
沖縄県うるま市で、２０歳の女性を乱暴しようと暴行して殺害した罪などに問われているアメリカ軍の元軍属の裁判員裁判が、１６日から始まります。被告は、殺意が無かったとして、殺人の罪を否認する見通しで、裁判員たちが、どのように判断するか注目されます。

去年４月沖縄県うるま市で、ウォーキングをしていた当時２０歳の会社員の女性の行方がわからなくなり、その後およそ１７キロ離れた雑木林で遺体で見つかりました。

事件では、アメリカ海兵隊の元隊員で、嘉手納基地で働いていた元軍属のケネフ・シンザト被告が（３３）たまたま通りかかった女性を乱暴しようと、頭を棒で殴るなどの暴行をして殺害した罪などに問われ、１６日から那覇地方裁判所で裁判員裁判が始まります。

被告の弁護士は、乱暴しようとしたことや遺体を遺棄したことは認める一方殺意は無かったとして、殺人の罪を否認する見通しです。

検察は、遺体の状況などから殺意があったと主張する方針で、逮捕の当初、「首を絞め、ナイフで刺した」とする供述の信用性を含め殺意の有無が争われる見通しです。

審理は１６日を含めて３回行われ、来月１日に判決が言い渡される予定で、裁判員たちがどのように判断するか注目されます。

沖縄では、アメリカ軍関係者による事件が繰り返され、今回の事件のあと大規模な抗議集会が開かれるなどアメリカ軍への反発の声が高まりました。

日米両政府は、軍属の範囲を事実上縮小する日米地位協定の補足協定を結びましたが、沖縄では、その後も基地の大幅な整理縮小が必要だとする声が上がっています。
8.
使われなくなった小型の家電製品を、自治体などが回収し中に含まれる貴金属のリサイクルを進める制度について、総務省が調査したところ、リサイクルを実施していた市町村のおよそ４分の１で、回収量が、国の目標の１割以下にとどまっていたことなどがわかり、総務省は、環境省などに対し取り組みを推進するよう勧告することにしています。

４年前に施行された「小型家電リサイクル法」は、市町村などに小型家電の回収などを進めるよう求めていますが、環境省によりますと、平成２７年度に制度を利用して回収された小型家電は、全体のおよそ１割にとどまりました。

こうした現状を受けて総務省は、去年８月から１１月にかけて、全国２２の都道府県の１４４の市町村を対象に制度の実施状況について調査した結果、８６％余りに当たる１２４の市町村でリサイクルを実施していました。

しかしおよそ２６％に当たる３２の市町村で、年度ごとの住民１人当たりの回収量が、国の目標の１割以下にとどまっていたことがわかったということです。

また１３の市町村では、売却の単価が下がったり、運搬の際の費用がかさんだりして損失を出していたということです。

総務省は、環境省に対し回収量や採算性を改善するための情報提供を行うことや経済産業省とともに運搬の費用を抑える取り組みを実施するよう来週にも勧告することにしています。
9.
天皇皇后両陛下は、１６日から３日間の日程で、鹿児島県の屋久島と奄美群島の島々を訪問されます。

両陛下は、１６日昼前特別機で鹿児島県入りし、鹿児島空港で小型機に乗り換えて、午後から屋久島を訪ねられます。

そしておととし爆発的な噴火が起きて、一時避難を余儀なくされた口永良部島の住民たちと懇談されます。
天皇陛下は、去年の８月８日のビデオメッセージで、遠隔地や島に寄せる思いを述べられていて、今回の訪問も皇后さまとお二人で強く望まれたということです。
10.
２０２０年の東京パラリンピックに向けて障害者スポーツへの関心を高めようと、パラリンピックのメダリストや障害があるミュージシャンらが参加したイベントが都内で開かれました。

このイベントはスポーツと音楽を楽しんでもらいながら障害者スポーツへの関心を高めようと、パラリンピックサポートセンターが、１５日夜開いたもので、ことしで２回目です。

会場の東京・両国の国技館には４３００人が集まりました。
ステージではピョンチャン大会での金メダル獲得が期待されるアルペンスキーからは森井大輝選手ら３人が登場し、３人が交通事故をきっかけに競技を始めたことやパラリンピックでメダルを目指す思いなどを紹介したプロモーションビデオを流した上で競技の魅力を説明しました。

さらに、リオデジャネイロパラリンピックの閉会式に出演した両腕がないブラジルのミュージシャン、ジョナタ・バストスさんと視覚障害のあるミュージシャン、木下航志さんがピアノセッションを披露すると、会場の観客は手拍子で応えていました。

子ども３人を連れて参加した母親は「とても楽しかった。過去の事故を乗り越えたアスリートの姿に刺激を受けたし、ピョンチャン大会ではぜひ応援したくなった」と話していました。
２０２０年東京パラリンピックに向けて、競技団体を支援する日本財団パラリンピックサポートセンターのスペシャルサポーターに稲垣吾郎さん、草※なぎ剛さん、香取慎吾さんの３人が就任しました。