川崎からリアルを発信し続けるヒップホップ・クルー、BAD HOPがいよいよ本格始動! 「フリースタイルダンジョン」でモンスター役を務めるT-Pablow、「高校生RAP選手権」の覇者であり圧倒的なスキルとセンスを誇るYZERRを中心に、Tiji Jojo、Benjazzy、Yellow Pato、G-K.I.D、Vingo、Barkらが研ぎ澄まされたマイクパスを繰り広げる! すでにストリートで数々のアンセムを生み出してきた彼らのアツすぎる初の全国流通となるフルアルバム! 

これまでに『BAD HOP 1 DAY』、『BAD HOP ALL DAY』などの無料作品をリリースして以来、常にクラブやストリート、SNS上でも世間を騒がせてきたBAD HOPがいよいよセカンド・アルバムを完成させた。「これまでは、ストリートなノリも濃くて、あえてレアな入手方法にこだわってバズを作ることに集中してきた。でも、今回は初めて“全国の人に届けるんだ"という意識のもとに制作を進めることができ、結果、これまでで一番いいものが出来ていると思います」とリーダー格のYZERRが語る通り、初の全国流通アルバムに恥じぬ出来。それぞれの楽曲のクオリティ・コントロールは徹底してYZERRが行い「ダメな時は、すぐその場でメンバーを外す」と厳格に制作が行われたようだ。YZERRの口からはUSのトップMCたちの名前も多く飛び出し、彼らが常に最先端のスタイルを目標にしていることが伝わって来る。そして、本作の主軸になっているのは、何よりもメンバーが共有する明確なヴィジョンだ。「日本で流行っているバトル系のヒップホップも良いと思うんですが、あれは俺らが憧れたヒップホップではない。今回のアルバムでは、ポップな方向に寄せた曲も作りつつ自分の思うヒップホップ像を追求して作り上げていきました。皆さんに響く部分とコアな部分、すごくバランス良く仕上がったんじゃないかなと」と、客観的な視点も取り入れながら、とにかくBAD HOPの美学、そしてライフスタイルがありありと反映された内容に。「ここで俺らがカマさないと」というYZERRの言葉に強く頷きたくなるような、意志の強さが手に取るように伝わって来るアツすぎるアルバムに仕上がった。