介绍： “Sound Horizon Around 15th Anniversary Festival”
March 31, 2021
Open 17:00/ Start 18:00
At PACIFICO Yokohama National Convention Hall

1.星空へと続く坂道
『In the dusk.
Amid the wintry wind.
The shadow of the girl.
Suddenly the prologue begins.』

気づけば... 駈けだしていた...
揺れ動く... 心の侭(まま)に....

介绍： “Sound Horizon Around 15th Anniversary Festival”
March 31, 2021
Open 17:00/ Start 18:00
At PACIFICO Yokohama National Convention Hall

1.星空へと続く坂道
『In the dusk.
Amid the wintry wind.
The shadow of the girl.
Suddenly the prologue begins.』

気づけば... 駈けだしていた...
揺れ動く... 心の侭(まま)に...
遠ざかる...
白い壁...
一度も...
振り返らずに...

《生命(いのち)》が... 消え逝く季節の...
胸を刺す... 気配の中で...
迫りくる...
暗い闇...
二度と...
明けないような気がして...

転がり落ちそうな心 必死に抱き止めていた...
星空へと続く長い坂道は
永遠にも... 思えたから...

2.狼欒神社
「(――といふ(う)訳だ。当社(とうやしろ)の新たな巫女よ。
捌拝捌拍手(はっぱいはっぱくしゅ)で、今一度拝礼してみ給へ(たまえ))」

「あなたの言うことを聞けば、
本当に父の病は治るんでしょうね？」

「(Of course, yes we can!)」

「胡散臭い」
「(でも、ちゃんとやってみよう)」

「(さあ、大神(おおかみ)が遂(つい)にこの地⛩(ちへい)に御降臨あそばされるぞ！)」

……
此処(ここ)なる女(おみな) 佐久夜姫子(さくやひめこ)
「佐久夜姫子と申します。」姫子
参上(まいのぼ)り来て 御前(みまえ)に仕へ(つかえ)奉(まつ)る状(さま)を
愛(めぐ)しと思(おも)ほし給ひ(たまい) 父の煩ひ(わずらい)を
祓(はら)ひ給へ(たまえ)と 恐(かしこ)み恐(かしこ)みも白(もう)す
「父の病が治りますように。父の病が治りますように。
父の病が治りますように。父の治りが病(やまい)ますように。」

「(はゐ(い)、奏上(そうじょう)終了。
さつきの縦糸(たていと)タイムでも説明したけど、
もう一度御浚ひ(おさらい)しておこうか！)」

とりま 単純に 復讐|復習(ふくしゅう)するなら
君が 従順に 神に仕へ(つかえ)たら
皆の願ひ(い)が
叶つて《誰も損をしなゐ幸福な関係(ウィンウィンでハッピー)》
何処かで誰かが 叫び続けてる

「(其の想ひ(い)、神に奉(たてまつ)れ！)」

「絵馬に願ひ(い)を！」

嗚呼...
八百万(やおよろず)の幻想の神々
掛けまくも畏(かしこ)き
狼欒神群(ろうらんしんぐん)
解釈で 地⛩(ちへい)を塗り替え
異なる結末へと

3.夜の因業が見せた夢
嗚呼... 今度こそ... この子こそ... この命に代えても...
守りたい... 育みたい... 泣き顔を見たい...
美しい朝... 素晴らしい夜... 全てアナタにもあげたい...
幸0304(せ)を... 願わない... 母親はいない──

《絶望(やみ)》の底から見上げた...
《希望(ひかり)》へと連なる坂道を...
呪いにさえ似た...
唯一の願ひ(い)を...
両手で抱きしめて...
駈け上がる

4.贖罪と《焔》の息吹
私は生涯
この罪を背負ったまま
生きるでしょう
償うでしょう
泣き言はもう捨てよう

夢見た朝 眠れぬ夜
全てアナタの
物語

運命を
呪わない
母親でいたい

新しい子を生すことは
あの子への裏切りだと
思っていた
朝と夜を繰り返し

あの子の分まで
新しい子を
唯...【幸0304(せ)にする事】こそが
本当の償いだと悟った

5.恋は果てまで止まらない
いつも二人
《何かよく分かんない魔法？
の力で遠くの人が映る不思議な箱(テレビ)》
で見た
《見ると元気になれる超可愛い女の子達(アイドル)》を
真似て踊ってたよね

「「ワン、ツー、スリー、フォー、ファイブ、シックス、セブン、エイト
ツーツー、スリー、フォー、ファイブ、シックス、セブン、エイトー――……」」

《当時この辺で一番馬鹿でかい
複合商業施設(となりまち)》の握手会も
手を繋いで歩いてったよね――

LEON
MALL

「ほんとに行けるかな……」
「ふたりならっ！たとえ世界の果てまでも！」
「果てまではムリだよ…」

その帰り道...
歩き疲れて...
知らない夕暮れに...

「疲れた…なんか足も痛い……このパン屋さっきも見たような」
「えーん…おうちに帰りたいよぉ」
「大丈夫、ありかは絶対に私が連れて帰る！」

本当は...
泣きたい気持ち...
我慢してたよ？

《馬鹿だけど約8ヶ月妹の
可愛い幼馴染(ありか※)》が
先に泣いてたから――

結局... 探しに来てくれた
《馬鹿だけどピンチの時には
結局頼れるもう一人の
幼馴染(あいつ)※》の顔を見た時に

「おーい、おまえらー！ なんでレオンモールに行ってやがって。〈ライオン(LEON)っぽいポーズをする〉
ガキがふたりで信じらんねぇ」
「うえーーん！おうちにかえりたいー えーーん」
「ったく、しょうがねぇな。ほら乗れ。〈宮比をおんぶする〉
〈ありかに向かって〉～ は大丈夫か？」
「うん」

ギャン泣きして
おぶられて帰った日の夕焼け
今も覚えてるよ――

「ご利益ぱねぇ神社へ LET'S GO!」

早鐘打つ鼓動..
切なく胸を刺す恋心...
ごまかせなかった...
本気の願ひ(い)を...
《通学用鞄(バッグ)》に忍ばせて...
駈け上がる

……
Please find out in the 【Full Edition】 what lies beyond those alternatives and interpretations.
And, the path you have traced out, would not be the only path towards the hidden tracks.
You myriads of gods,
We implore an audience with you in 【the Nearer Future】!