介绍： 第六話 02:31-06:58

ガス：いやー。タフな交渉だったぜ。決めてきたぞ。次のライブ！
チューズデイ：本当？
キャロル：またこのお店で歌わせてもらえるとか？
ガス：おいおい。俺が引っ張ってきた仕事だぜ。こんなちんちろけな箱とは訳が違う！
ロディ：じゃ、どこです？
ガス：聞いて驚け。サイドニアフェスのメインステージだ！
キ...

介绍： 第六話 02:31-06:58

ガス：いやー。タフな交渉だったぜ。決めてきたぞ。次のライブ！
チューズデイ：本当？
キャロル：またこのお店で歌わせてもらえるとか？
ガス：おいおい。俺が引っ張ってきた仕事だぜ。こんなちんちろけな箱とは訳が違う！
ロディ：じゃ、どこです？
ガス：聞いて驚け。サイドニアフェスのメインステージだ！
キャロル：サイドニア！？
ロディ：メインステージだったら、キャパはざっと10万人ぐらいか。
キャロル：うっそ！？今日が10人だったのに次が10万人！？ちょっと！
ロディ：大丈夫？

ガス：まぁ、実を言うと補欠だから、本当に出られるかどうか分からんけどな。
チューズデイ：10人でも…10万人って…
キャロル：チューズデイが壊れた…
チューズデイ：10万人…10万人って何万人？
ロディ：ちなみに、サイドニアだったら僕も行きますよ。アーティガンのAIオペレーターで。
ガス：ちゅーか、アイツも出んのか？

キャロル：それで補欠って？
ガス：ヨシュアは知ってるよな？
キャロル：えっと…
ガス：ヨシュアはあらゆる世代に影響を与え続けるスーパーカリスマバンド“オメガ”のボーカリストである。
ロディ：ま、どっちかっていうと、お騒がせバンドとしてのほうが有名だけど…
キャロル：そうなの？
ロディ：あったあった。歌う前代未聞ヨシュア伝説まとめ。ツアーで泊まったホテルが狭いと言って窓を叩き割る。そしたら寒くなったんで、キッチンで焚き火をはじめてボヤ騒ぎ…
キャロル：あちゃー…
ロディ：オートロックのドアが開かなくてドアを殴りつけるも、逆に血塗れになり流血騒ぎ。どうやら隣の部屋と間違えたらしい。
キャロル：うわぁ…
ロディ：でもその素顔は内気でシャイな青年らしい。
キャロル：どこら辺がシャイなの？
ロディ：ドタキャンの常習犯としても有名で、アルコールの助けがないと緊張でステージに上がれず、飲めば飲み過ぎてやっぱり上がれない。
ヘフナー：最近は酒も止めてリハビリも好調だというからブッキングしたんだが、ここにきて雲行きが怪しくなってきた…
ガス：なるほどなぁ。だからって、んな曖昧な枠に他の大物をブッキングするわけにもいかないしな…
ヘフナー：それでエリザベスに相談したのに、なんでお前が出るんだよ。
ガス：ってことで、お鉢が回って来たってわけだ。
ロディ：要するに誰も引き受けなかったってことでしょ？
キャロル：大丈夫なの？そんなのにノコノコ出てって。
ロディ：オメガファン全員敵に回すかも。
ガス：バカ野郎。お前ら失うもんなんて何にもねぇだろ。当たって砕けろだ。
ロディ：砕け散っちゃったりして……
チューズデイ：あぁ…
ガス：まぁ、そもそも出番なしかもしれんしな。気楽に行こうぜ！
ロディ：あっ！やっば！僕前乗りしなきゃだった！間に合うかな。じゃあ明日！現場で！
キャロル：え？サイドニアって明日なの？
ガス：言ってなかったっけ？
キャロル：リハーサルは？
ガス：んなもんあるか。行きがけに2人で練習しろ！
チューズデイ：あぁぁ…

キャロル：全然寝れない…あぁもう！出るのか出ないのかハッキリしろヨシュア！
チューズデイ：どうしよう…でも出るって決まったわけじゃないし…
キャロル：チューズデイ…もう寝ちゃった？
チューズデイ：ヨシュアさんだってちゃんとステージに上がってくれたら…いやいや、こんなチャンスめったにないんだし…でもでも10万だし…
キャロル：大丈夫？
チューズデイ：だ、大丈夫！何？
キャロル：明日の曲目どうする？
チューズデイ：うーん…オメガのお客さんが相手だし、やっぱりギンギンのロックっぽいのがいいんじゃないかな？
キャロル：だよね！ってどこにあんのそんな曲。ん…作っちゃう？
チューズデイ：そうしよう！
キャロル：どうせ眠れないんだし！
チューズデイ：ついでにリハもやっちゃう？
キャロル：オッケー！
（翌日の朝）
キャロル：うそっ!もう時間?チューズデイやばい！
チューズデイ：うえっ!?
キャロル：結局曲もリハもできてないし…
チューズデイ：2ビーバー追う者は1ビーバーをも得ずだよ！
キャロル：ねぇ、もしかしてリムジンとか来んのかな？
チューズデイ：えぇー、どうかな？
ガス：補欠にそんなもん来るか！電車だよ電車！
キャロル：だよねー。